Top >  国民健康保険 >  国民健康保険の保険料算定方法

国民健康保険の保険料算定方法

多くの人が加入している国民健康保険ですが、その保険料の仕組みについては複雑でよくわからないことも多いのではないでしょうか?
国民健康保険の保険料は世帯主が納めることになっています。
もし仮に世帯主が国民健康保険に加入していなかったとしても、その世帯に1人でも加入者がいた場合は世帯主が保険料を納めます。

保険料は各地方自治体がそれぞれに算定します。
保険料は所得割保険料・資産割保険料・均等割保険料・平等割保険料の4つの区分から成っています。
その組み合わせを各市町村が決定し、各世帯の保険料が算定されるのです。

★所得割保険料・・・・・・・・・各世帯の所得に応じて算定されます。
★資産割保険料・・・・・・・・・各世帯の資産に応じて算定されます。
★均等割保険料・・・・・・・・・加入者一人当たりいくら、として算定されます。
★平等割保険料・・・・・・・・・一世帯あたりいくら、として算定されます。

また、保険料は医療分と介護分の二つから成っているので、全体の保険料は

医療分(所得割+資産割+均等割+平等割) + 介護分(所得割+資産割+均等割+平等割)= 支払うべき保険料

ということになります。

なお、介護保険料は40歳から64歳までの加入者の医療分に上乗せされるものなので、39歳以下の人は納める必要がありません。
このように、国民健康保険の保険料とは加入者の所得や資産、年齢、住んでいる場所などによって変化するものなのです。

★ おまけ記事

税金対策の第一歩

国民健康保険も国民年金も高騰する中で、私達が今出来ることは税金対策かも知れませんね。でも、この税金対策もとても難しいことの一つです。

税金は、わたしたちの社会生活を支えているものですから、本来なら気持ちよく払いたいものですが、権利は主張しても義務は遂行したくないのが人間というもの。ですから、税金も必要以上に払いたくないものですね。そこで、税金対策というものが必要になってきます。

税金対策とは、税金を適切に払うための一連の行為を差します。ですから、税金対策の第一歩としては、自分が納めるべき税金について、一通りの知識(税金の種類や額、支払のための手続き等)を身に付けることが挙げられます。後になって後悔しないような税金対策のためにも、こうした努力は怠りたくないものですね。

税金対策も行き過ぎると「脱税」になります。脱税は言うまでもなく犯罪ですから、税金対策もほどほどにしましょうね。


国民健康保険

関連エントリー

国民健康保険の保険料算定方法 国民健康保険の手続の仕方 国民健康保険・扶養に入る条件 国民健康保険の加入手続き 国民健康保険と扶養について 国民健康保険中央会と連合会 国民健康保険が利用できる医療・利用できない医療 国民健康保険証のお話 国民健康保険・保険料の支払い方 国民健康保険・留学生の場合 国民健康保険団体連合会とは? 高齢者が医療を受ける際に提示しなければならないもの 国民健康保険と介護保険制度 国民健康保険と組合 国民健康保険の保険証について 国民健康保険・高額医療費について 国民健康保険への加入について 国民健康保険の減額と減免 国民健康保険を滞納すると? 国民健康保険料の計算方法 退職後の健康保険はどうする? 国民健康保険・出産一時金について 国民健康保険法について 「国民健康保険・医療費と保険料」 国民健康保険とは? 年齢によって変わる国民健康保険料の仕組み 「国民健康保険・保険料の地域格差について」


スポンサードリンク